西洋においてはトンボは基本的には不吉な虫と考えられた。ヤンマ科の英名は Dragonfly というが、ドラゴンはその文化において不吉なものということを考えると得心がいく。また、Flyingadder(空飛ぶヘビ)という異名もある。
ヨーロッパでは「魔女の針」などとも呼ばれたり、その翅はカミソリになっていて触れると切り裂かれるとか、嘘をつく人の口を縫いつけてしまうという迷信もあった。また、トンボが刺すという誤解も広く流布しているようである。
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トンボ科はドウターフライ、イトトンボ類はダンセルフライといった優雅な呼称もある。
ツノトンボ、ヘビトンボ、カトンボ(ガガンボの俗称)などがいるが、真のトンボではない。英語で飛ぶ虫をFly(ハエ)というように、日本では比較的大型の飛ぶ虫の呼び名にトンボ(あるいはカゲロウ)が使われる傾向がある。
トンボ (道具)
トンボ (印刷)
トンボ玉
竹とんぼ
いずれも形や様子が似ていることによる。
赤とんぼ(童謡、作詞:三木露風、作曲:山田耕筰)
とんぼのめがね(童謡、作詞:額賀誠志、作曲:平井康三郎)
とんぼ(作詞・作曲・歌:長渕剛)
ポルカ・マズルカ とんぼ (ヨーゼフ・シュトラウス)
赤とんぼの唄(あのねのね)
トンボ目は、カゲロウ目とともに原始的な羽根の構造を残したものであり、古代の昆虫の生き残りとされる。古生代石炭紀から化石が知られ、メガネウラは羽を広げると70cmにも達する最大級の昆虫として知られる。ただし、これはトンボ目ではないと考える説もある。